スマートホームの導入手順を解説

タイトル画像 【レビュー】

アレクサ、電気を点けて

わぁ凄い!リモコンを操作してないのに部屋の明かりが点いたよ!

『スマートホーム』っていうのよ。色々な遠隔操作ができてとっても便利なの!

スマートフォンやスマートスピーカーを利用して、家電が遠隔操作できるようになる便利な暮らし方。『スマートホーム』についてご存知ですか?

この記事ではスマートホームを導入する手順について解説します。

『スマートホーム』とは?
:IoT技術(様々な製品をインターネットに接続することで情報交換や制御を可能にする技術のこと)を活用して家電や住宅設備をネットワークで繋ぎ、便利で快適な暮らしを実現した住宅や生活スタイルのこと。

スマートホームを導入することによって、外出先から家電を操作したり動作の自動化をしたりすることができるようになります。

スマートホームの導入手順

自宅にインターネット環境を構築する

自宅をスマートホーム化するためには、インターネットやwifi(無線LAN)が設定された環境が必須となります。

インターネット環境光回線構築手順
①回線業者およびプロバイダとの契約
②インターネット回線の引き込み
③Wi-Fiホームルータを設定

おすすめの光回線業者は『マネーフォワード光』

公式サイト

または『@スマート光』です。どちらも料金が安く、契約内容がシンプルなのがポイントです。管理人はマネーフォワード光を契約しています。

公式サイト

スマートホーム化に必要な製品を用意する

スマートフォン

まず何と言ってもスマート家電の設定を行うためにスマートフォンは必須です。スマートフォンであればどれでも操作は可能ですが、管理人としては自分が使用している『アイフォン』をおすすめします。

スマートリモコン

次に必要なのが『スマートリモコン』です。

このスマートリモコンがテレビやエアコン、照明など家電製品のリモコンから発せられる赤外線を記憶することで、遠隔操作を行うことが可能になります。正にスマートホームの心臓部と言える製品です。

おすすめするのは『スイッチボット』シリーズ。ですが、いくつかランクがあるのでどれを選べばいいのか迷ってしまうかもしれません。

Amazon商品ページより

スイッチボットに表示された画面上でも家電の操作がしたい場合は『ハブ3』を選択します。こちらは現時点での最上位機種であり、様々な情報を表示するモニターが唯一搭載されています。当然お値段も最上位。

Amazon.co.jp
Amazon.co.jp

『ハブ2』にも情報表示パネルがありますが、表示されているのは温湿度と設定した家電の同時ON/OFFボタンのみです。

最低限の機能と温湿度・光度のセンサーが欲しい場合(気温や湿度に合わせてエアコンなどの自動操作が可能になる)はハブ2を選択しましょう。

Amazon.co.jp
Amazon.co.jp

温湿度・光度センサーが不要で「最低限の家電操作機能があればいい」という場合は『ハブミニ』を選択します。管理人が自宅で使用しているのがこちらの製品です。

Amazon.co.jp
Amazon.co.jp

スマートスピーカー

スマートフォンとスマートリモコンを家電と連携することができればとりあえずリモコンを使用しない遠隔操作が可能になります。

が、そのままではまだスマートフォンをポチポチして家電を操作する必要がありますね(リモコンがスマートフォンに集約されるため楽ではある)。

音声による家電操作を可能にしたい場合はスマートスピーカーを購入する必要があります。SwitchBotシリーズと連携させるスマートスピーカーでおすすめなのがAmazonが提供する『Echo』シリーズ。

こちらも様々な機種が展開されていますが…。

Amazon商品ページより

モニター上に時間や曜日を表示して最低限のタッチ操作が行いたい場合は『EchoSpot』を選択します。管理人が現在パソコンデスク上で使用しているのがこちら。

Amazon.co.jp
Amazon.co.jp

「モニターは不要だけど音質は少し良いものがいい」という場合は『Echo Dot』を選択しましょう。

Amazon.co.jp
Amazon.co.jp

最低限の音声操作のみ求める場合は『Echo Pop』を選択します。

管理人は最初にお試しとして『Echo Pop』を導入し、デスク上に時計と日付表示が欲しくなったため『EchoSpot』を買い足しました。現在Popは寝室に設置されています。

Amazon.co.jp
Amazon.co.jp

ここまで紹介したものを用意した段階で赤外線を使用したリモコン(例えばエアコンや照明・テレビのリモコン)をスマートリモコンと連動させることが可能となり、スマートフォンやアレクサ(Siri)による家電の遠隔操作が可能になります。

スマートホーム化の手順
①インターネット環境を構築する
②スマートフォンを用意する
③スマートスイッチを用意する
④スマートフォンを使用してスマートスイッチと家電を連携させる
⑤音声操作がしたい場合はスマートスピーカーを用意する

管理人が感じる自宅のスマートホーム化のメリットは2点。

①声による簡単なオンオフが可能になる

スマートホーム化による家電の音声操作はスマホでも可能ですが、真骨頂はアレクサとの連動です。例えば「アレクサ、リビングの電気をつけて」と言えばリビングの照明がオンになります。

さらに細かく設定を行えば「アレクサ、行ってきます」の声掛けで連動したすべての家電をオフ(またはオン)にするといったことも可能です。

②オートメーション設定による自動操作

オートメーションとは、「設定した条件で家電を自動操作する」という機能です。例えば、

・朝決まった時間にエアコンと照明をオンにしカーテンを開ける
・設定した位置情報に到達した際に家電の電源をオン(オフ)にする

といった操作を自動で行うことが可能になります。これらの設定に対して「いやいや自分でリモコンいじるのとそう大差ないでしょ」と感じる人もいるかもしれません。

しかし実際に体験してみると…もう戻ることは不可能。テーブルの上にごちゃごちゃと鎮座するリモコン達とお別れできるのは想像以上に便利で快適です。

Amazon公式のスマートホーム紹介ページ

あると便利な追加ガジェット

次にスマートホームをより快適にしてくれる追加の製品をいくつか紹介します。

スマートスイッチ

「うちの照明は壁のスイッチをポチポチしてオンオフするんだけど…自動化は無理では??」
といった悩みを解決してくれるのがこちらの製品です。指示をすると装置が作動し、スイッチを押してくれます。

Amazon.co.jp
Amazon.co.jp
Amazon商品ページより

SwitchBot カーテン

カーテンレールに設置することで自動でカーテンを開け閉めをしてくれる製品です。

自動で朝の光を浴びることができるというのは、特に朝目覚ましだけではなかなか起きることができない人に対して有効です。少しお高めですが…試してみる価値はあるでしょう。

Amazon.co.jp
Amazon.co.jp

SwitchBot スマートプラグ

「そもそもリモコンがない家電の操作はどうするの?」
といった疑問にお答えするのがこの製品。家電の電源プラグと自宅コンセントの間に設置することで間接的なオンオフが可能になります。

Amazon.co.jp
Amazon.co.jp
Amazon商品ページより

SwitchBot 開閉センサー

「出かける時や帰宅時にアレクサに声かけるの面倒くさい」
なんて方にはこちらの製品がおすすめ。

玄関など扉の開け閉めを検知して家電を操作してくれます。扉が開いた際のアラート機能もあるため、防犯対策にも良いでしょう。

Amazon.co.jp
Amazon.co.jp
Amazon商品ページより

以上。スマートホームの導入手順とおすすめ製品の紹介でした。

スマートホーム関連製品にはこの他にも様々な種類があります(玄関のオートロック、加湿器etc)。興味のある方はぜひ調べてみて下さい。

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。今日も良い一日を。

コメント