
あら?るくくん何を飲んでいるの?

これはプロテイン!ダイエット中でもタンパク質を摂ると良いって、管理人さんにおすすめされたんだ。

へぇ〜、そうなんだ!どうしてタンパク質を食べると良いのかしら?管理人さんに聞いてみましょう。
「ダイエット中は摂取するタンパク質の量に気を付けてみましょう」とはよく目にする言葉です。
3大栄養素のひとつであるタンパク質は、私たちの体内でどのような働きをしているのでしょうか?
この記事ではタンパク質とその働き、摂取量の目安などについて解説します。
①タンパク質とは?
『タンパク質(Protein)』とは、「アミノ酸がいくつも結合した高分子の化合物」のことです。
『アミノ酸』とは?:
アミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)という2つの官能基(化合物の特徴的な反応性の原因となる原子や原子団のこと)を持つ有機化合物の総称。
・タンパク質の構成、筋肉・臓器・血液などの素材になる
・ホルモン、酵素、免疫物質(抗体)の材料になる
・身体の発育促進、体力維持、成長などに必要となる
といった働きをする、生命活動やその維持に欠かせない栄養素です。
タンパク質はアミノ酸の配列(一次構造)によって個々の種類や性質が決まり、さらに複雑な立体構造(二次構造・三次構造・四次構造)を形作ることで様々な機能を持ちます。

②タンパク質の働き
1)身体の構成成分となる
:タンパク質は筋肉や臓器、皮膚、髪の毛などあらゆる組織や器官を作る材料となります。
2)代謝の調節を行う
:タンパク質は酵素やホルモンの本体となり、体内の様々な化学反応(消化や代謝など)を制御しています。
3)体内物質の輸送を担う
: タンパク質はヘモグロビン(酸素の運搬)やアルブミン(様々な物質の運搬)、トランスフェリン(鉄の運搬)といった形で体内の必要物質を運ぶ役割を担います。
4)免疫機能を担う
:タンパク質は 抗体(γ-グロブリン)という形で外敵から体を守る免疫システムの中心的役割を担います。
5)神経情報の伝達を担う
:タンパク質は筋肉の収縮や細胞内の運動、神経伝達などといった細胞間シグナルの伝達に関与しています。
6)エネルギー源となる
:タンパク質は必要に応じて分解され、糖質や脂質とは別のエネルギー源として利用されます。

このように、タンパク質は私たちの体内でとても重要な仕事をしています。
この中でダイエット中特に注目したいのが「筋肉の主要な構成要素となる」、「糖質や脂質とは異なるエネルギー源となる」という点です。
③タンパク質摂取量の目安
「タンパク質は重要である」ということを学んだところで、私たちは十分にタンパク質を摂取できているのか見ていきましょう。
日本人の食事摂取基準において、一日に必要なタンパク質の量は成人で約60gと設定されています。

※タンパク質の必要量は基本的には男性の方が多く(体格や筋肉量が大きいため)、また運動量によっても増減します。
そして筋トレを行う場合などは、その程度にもよりますが自分の体重からそれを超える程度のg数(例えば体重70kg以上の場合は70g以上のタンパク質摂取が必要)を1日で摂取しなければなりません。
過剰な食事制限や運動によってタンパク質の摂取量が不足すると、
・筋肉量の減少
・筋肉量減少に伴う代謝の減少
・肌や髪のトラブル
・貧血や免疫力の低下
といった問題が引き起こされます。
要するに。タンパク質不足で筋肉を減らしながら体重を落とした場合、「ぼんやりとしたラインの体型になる」だけではなく、「代謝の減少によって太りやすい」つまりリバウンドしやすい身体が出来上がってしまうのです。
せっかく体重が減ったとしても、これでは意味がありませんね。
※積極的な運動をしない人の場合は偏った食事をしなければ普段の食事でタンパク質が極端に不足することはありません。
ただし日本人のタンパク質摂取量は減少傾向にあるため、少し気を付けながら生活できるとよいでしょう。
引用:サカナのちから
さて。「ダイエットに伴う食事制限や運動、筋トレを行う場合は意識してタンパク質を摂取する必要がある」ということは分かりました。とは言えお肉をたくさん食べるのは意外と大変。
鶏むね肉100g中に含まれるタンパク質は約25g。60gのタンパク質を摂取するためには約250gの鶏むね肉を食べる必要があります。
そんな時に便利なのが…『プロテイン』なのです。
最近の製品は味が改善されて飲みやすく、様々なフレーバーが販売されていて毎日飲んでも飽きません。
管理人が好きなブランド『VALX』のプロテイン。特にカフェオレ味は本物と勘違いするほど美味しいです。タンパク質含有量は1杯辺り約21g。
そして間食にプロテインを摂取すると、お昼や晩ごはん時に空腹からのドカ食いを防ぐ効果も期待できます。お勧め。
④タンパク質の過剰摂取にもご用心
このように重要な栄養素であるタンパク質ですが、やはり摂取し過ぎは良くありません。
極端な栄養の偏りは体の不調を招く可能性があるからです。
例えばタンパク質を過剰に摂り過ぎると、腎臓に負担がかかります(タンパク質を分解した際の老廃物の処理量が増えるため)。
他には腸内環境悪化による便秘や尿路結石などの疾患を招くリスクも増えてしまいます。
常人の場合はよほど極端な食べ方をしなければ異常が出ることはありませんが、もともと腎機能が低下している高齢者の方などは注意が必要です。
またタンパク質が多いからといって特定の食材を食べすぎると、一緒に含まれる脂質によってカロリー過多となる可能性もあります。
結論、食事はバランス良く食べましょうという事になりますね。
以上。タンパク質とその働き、そして摂取量の目安について解説しました。
これにて3大栄養素の解説は終了です。
炭水化物、脂質、タンパク質の摂取バランスを適切にコントロールしながら、今後も無理せずダイエットを継続していきましょう。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。今日も良い1日を。





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