コストをかけて痩せる!【ダイエット戦略】

【健康】

ダイエットを成功させたいんだけど、どの方法も三日坊主になっちゃって長続きしないのよね…。

分かるよ!そんな時に試せるいい方法があったような…。
確か…サンキューコスト効果?

『サンクコスト効果』だね!ぼくはこの効果を使って痩せることができたんだよ。

皆さんダイエットは順調に進んでいますか?

中には「3日間くらいは食事制限や運動を頑張ることができても、長期間継続することができない」という方も多いのではないでしょうか。

大好きな甘いものを減らす、晩酌を我慢する、仕事終わりにランニングする…などなど。
健康的なアクションを習慣化するのは、とても大変です。

3日坊主では目に見える効果は期待できない。なにか良い方法はないだろうか…。

そんな時に試してみたいのが『コストをかけてダイエットする』という手段です。

①サンクコスト効果を利用せよ

『サンクコスト効果(Sunk Cost Effect)』とは、「過去に投資した費用や労力(サンクコスト)を惜しむあまり、それが回収不可能だと分かっていてもさらなる投資を続けてしまう心理効果」のことを言います。

『コンコルド効果』も同じ意味。

サンクコスト効果のメカニズム
①「もったいない」と感じる気持ち:過去の投資を無駄にしたくないという気持ちが、次の行動を不合理なものにしてしまう。
②過去の投資への固執:利益の見込みが薄くても、すでに費やしたコストを回収しようとさらなるコストを投じ続けてしまう。
③自己責任への意識:失敗を認めることへの抵抗感から、撤退の決断が難しくなる。特にリーダー層に強く見られる傾向がある。

例えば、

・映画館でつまらない映画を「料金がもったいないから」と最後まで観てしまう。

・あまり好きではない習い事を「費用を支払ったから」という理由で続けてしまう。

・赤字の事業を、「これまでの投資を無駄にしたくない」という思いから続けてしまう

・辛い恋愛を「相手にこれだけの費用や時間を使ったのだから」という理由から継続してしまう。

などといった行動を起こしてしまう心理的要因となります。

本来サンクコスト効果とは、支払ったコストに固執するあまり新たなる機会を見逃したり、さらなる費用が嵩んだり、非合理的な判断をしてしまう…。といった状況を避けるために意識される心理的効果です。

しかし。

このサンクコスト効果を上手く利用すれば、ダイエット継続に役立てることができそうですよね。

②これだけコストをかけたのに体重が減らないのはもったいない!

例えばあなたが毎日のランニングを志したとして。

いつものスニーカーでただ走り出すだけでは、ふとした拍子に継続の意志が途切れて体重が減る前に中断してしまうかもしれません。

雨や風、仕事に飲み会…継続を阻む原因はたくさんあります。

しかし自分がとても気に入った素敵な2万円越えのランニングシューズを購入していたとしたら…支払った価格に見合う効果を得たいと強く感じますよね。

ナイキのランニングシューズ。お値段なんと23,980円!
引用:NIKE公式サイト

このように何らかの代償を支払うとダイエットを継続する大きな理由になり得ます。

どれくらいのコストが「惜しい」と感じるかは人によりけりなので、これ!という方法はなかなかないのですが…。

例えば、

・プールの定期券を購入してみる

管理人は年間フリーパス券を購入してダイエットを成功させました。
いきなりそこまでのお金をかけるのが心配な場合、まずは回数券で試してみるのが良いでしょう。

・ジムに入会してみる

入会金が無料である場合でもウェアやシューズは必要になります。時間とお金をかけて用意したものを使わないのはもったいないですよね。
特にスタジオレッスンがあるジムであれば、知人が増えることにより運動を継続する効果が高まるのでおすすめです。

・家族や友人と何かを始めてみる

時間はお金に代えることができない、とても大切なものです。
誰かと一緒にダイエットに挑戦したならば自分だけではなくその誰かの時間もコストに捧げることになります。簡単には諦め辛いですね。

などといった戦略が考えられます。

なお支払うコストは自分に合ったものを選択しましょう。

管理人の場合は1年間のプール利用券(約1万円)と水着やゴーグル、スイムキャップを購入したことでサンクコスト効果が発生し、ダイエットを成功させることができました。

③注意点

ここからはサンクコスト効果を利用しながらダイエットを行う際の注意点を記載します。

その1:あまりにも高額なコストをかけるのは避けること

ある程度のコストをかけてダイエットを行うのは健全ですが、あまりに高額過ぎるコストを支払うのはやめておきましょう。

例えば『必ず痩せるダイエットセミナー月会員費20万円』などといった胡散臭い商材がそれに当たります。

「楽に痩せる」「必ず痩せる」といった方法は残念ながら存在しません。
体重を落とすためには地道にダイエットを継続するしかないのです。

試しにかけるコストはお金であれば1〜2万円程度で十分(管理人が「もったいない」と感じるコストがこれくらい)。それ以上はかけすぎです。

その2:無理しないこと

サンクコスト効果を意識しすぎるあまりに無理なダイエットを行ってしまうことは避けましょう。

ダイエットはその場限りのイベントではなく、長く継続する『生活習慣』です。
過剰な運動や食事制限によって体に負担をかけてしまっては元も子もありません。

ダイエットは無理なく、
楽しく、長期的に行いましょう

以上。本日はダイエットを続ける方法として『コストをかけてみる』という作戦を提案しました。

適切なコストを支払い、サンクコスト効果を上手に利用しながら、無理なく楽しく長期的にダイエットを継続していきましょう。

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。今日も良い一日を。

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